両親が廃業して不要に…農機具の処分方法

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高齢の両親や親戚が農業を廃業した場合、必ず直面するのが「農機具の処分問題」です。トラクターや田植え機、耕運機などは一般家庭の粗大ゴミでは扱えず、処分に困る人は少なくありません。新品で購入すれば数十万〜数百万円もする農機具は、中古市場で価値を持つ場合もあります。本記事では、農機具を適切かつ効率的に処分する方法を約5000字で徹底解説します。
中古農機具の市場状況
農機具の中古市場は意外に活発です。日本の農機具は性能・耐久性に優れており、10年・20年経過してもエンジンが稼働する場合は高値が付くことがあります。特に需要が高いのは以下のような機種です。
- 小型トラクター(20〜30馬力)
- 田植え機(2〜4条タイプ)
- コンバイン(稲刈り用)
- 耕運機・草刈り機など家庭菜園向け小型機械
国内での再販が難しい古い機械でも、東南アジアやアフリカでは人気が高く、輸出業者を通じて取引されるケースが増えています。また、動かない機械でも部品取りとして流通するため、処分=廃棄ではなく「資産」として考える余地があります。
トラクターの処分方法
農機具の中で最も代表的なのがトラクターです。トラクターは新車価格が高額なため、中古市場でも安定した需要があります。処分方法は以下の通りです。
農機具店や買取業者に相談
地元の農機具店や買取業者に依頼するのが一般的です。エンジンが動けば高値が期待でき、古くても輸出需要があります。買取価格は年式・馬力・状態で大きく変わります。
スクラップ処分
エンジンが動かない、破損が激しい場合は鉄スクラップとして処理されます。重量があるため運搬費用がかかるのがデメリットです。
田植え機の処分方法
田植え機は国内だけでなく海外でも需要があります。人力作業より効率が高く、稲作農家にとっては必需品だからです。国内では需要が落ちつつありますが、輸出ルートが確立されており、古い機種でも値がつく場合があります。
ただし、自治体の粗大ゴミ回収には出せないため、必ず専門業者に依頼しましょう。
その他の農機具の処分方法
農家の廃業では、トラクターや田植え機以外にもさまざまな農機具が出てきます。
- コンバイン:需要はあるが運搬費用が高額になりやすい
- 乾燥機:大型で処分費が高いが、部品取り需要あり
- ビニールハウス資材:鉄パイプはスクラップにできるが、ビニールは廃プラスチック処分
これらは「家庭ゴミ」では処分できないため、専門業者にまとめて依頼するのが現実的です。
農機具店やJAを通じた処分
地元の農機具店やJA(農協)では、廃業農家向けに処分サポートを行っている場合があります。買い替えや廃棄に伴う引き取り制度を利用できることがあるため、まずは地域のJAに相談してみるのもおすすめです。
リサイクル・部品活用の可能性
動かない農機具でも「鉄・アルミ・銅」などの金属資源が含まれています。さらに、タイヤ、エンジン部品、ミッションなども中古部品として販売できる可能性があります。
また、海外需要を背景に「修理して再利用」するルートも存在します。国内では価値がなくても、海外で高額取引される例は少なくありません。
不用品回収業者の活用
農機具以外にも廃業時には大量の不用品が出ます。納屋や倉庫には工具、古い肥料袋、農業用資材が山積みになっていることも珍しくありません。不用品回収業者を利用すると以下のメリットがあります。
- 農機具以外の不用品もまとめて回収可能
- 買取対象品があれば査定してくれる
- 運搬・積み込みを任せられるため高齢者でも安心
- 海外販路を持つ業者なら高額買取も期待できる
ただし、業者によって費用・対応範囲に差があるため、必ず複数社から見積もりを取り比較することが重要です。
処分にかかる費用の目安
農機具の処分費用は大きさ・重量・状態によって異なります。目安としては以下の通りです。
- トラクター:買取 -10万円〜100万円以上、処分費 – 数万円
- 田植え機:買取 – 数千円〜数十万円、処分費 – 1〜5万円
- コンバイン:買取 – 数万円〜50万円、処分費 – 5〜10万円
- 乾燥機:処分費 – 5〜15万円(分解・運搬費含む)
古い農機具でも「ただ捨てる」ではなく「売れる可能性がある」ことを念頭に置き、まずは査定してもらうことをおすすめします。
不法投棄を避けるための注意点
農機具は大きく重量もあるため、不法投棄される事例が後を絶ちません。しかし、不法投棄は廃棄物処理法違反となり、罰金や懲役が科される重罪です。特に農地や山林に勝手に放置する行為は発覚しやすく、処分費以上のリスクを負うことになります。
必ず許可を持つ業者や自治体の制度を利用し、合法的に処分するようにしましょう。
補助制度・自治体のサポート
一部の自治体では、高齢農家の廃業支援として農機具処分費の補助を行っている場合があります。また、農業委員会やJAが「廃業農機具の無料回収イベント」を実施することもあります。地域ごとに制度が異なるため、必ず役所やJAに確認しましょう。
まとめ
廃業に伴う農機具処分は、単なる廃棄ではなく「資産整理」として考えるのが賢明です。中古市場や海外需要、部品利用などのルートを活用すれば、高額買取につながる可能性もあります。一方で、処分方法を誤れば不法投棄や高額費用につながるリスクもあります。
農機具を適切かつ効率的に整理するには、複数の業者に見積もりを取り、買取と処分を組み合わせることがポイントです。高齢化や農業人口減少の中で、農機具のセカンドライフをどうつなぐかは重要な課題です。ぜひ本記事を参考に、安全でお得な処分を進めてください。
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